終幕

白河ジャパネスク『恋歌舞SO-MON』終幕しました。
素晴らしい方々との舞台が、華となり舞台上で咲き誇り見事に散りました。

豊かな自然と共に生きた日本人の心はとても豊かなはずで、現代に生きているとついつい忘れてしまいそうな感覚を呼び起こしながら創作しました。
揺れ動く豊かな心が表れた先人達の和歌に、抑揚あるプッチーニや坂本龍一氏の音楽。
創作中、涙が溢れることは毎度でした。
感情、身体、イシスウィング 、音楽、声、物語。
それらを同時に客観視して役を演じた事、そして出演者スタッフの皆様、お客様と「もののあはれ」と「ゆたかさ」を共有共感できた時間は、多面体表現者としてこの上ない喜びでした。

ありがとうございました!


終演直後!


プロデュース・作・演出・館長、お疲れ様でした!
屋外は残念でしたが、ホール2日間で成し遂げられたことも沢山ありました!
ご縁に感謝です。


共通の知人もありで、すっかり意気投合のマエストロ、谷もっちゃん。
また語らいましょう!お疲れ様でした。


昨年は衣装でツーショット撮りそびれ、今年は触れ合う舞は無くなり、片思い。観世流能楽師、人間国宝でおられる津村禮次郎先生。
お人柄と技術、学ばせて頂きありがとうございます。


日本の代表的テノール歌手、中鉢さん。
楽屋などで周りを笑わせてくださる、ファニーさ。
中鉢さんとはオペラ『トゥーランドット』の問答シーンのセリフやりとりで絡ませて頂きました。


同じ山口女王役の早坂姫。
海外在住のオペラ歌手です。
今回沢山お話でき、笑ってばかりでした。
早坂さんシーンにつなげるため、和歌の声を深く出したりという事にも挑戦しました。楽しかったです。


中川流お家元、日本舞踊家の中川さんともやっと衣装でのツーショットが叶いました。
W中ちゃんです。
また一緒にやりましょう!


古代笛奏者、大伴旅人役の竹仙さん。
今年も私の入場シーンで、即興で奏でてくださり、空間の空気が一気に変わりました。至福のコラボでした!


この方自体が姫、ナレーションのりかさん。
あたたかなナレーションで物語を紡いでくださいました。
今回はホテル部屋飲みを2日間もお世話になり、沢山お話出来たことも思い出です。


笠女郎(かさのいらつめ)、まゆみちゃん。
なんと同じ大学の後輩でした!
華奢な身体で嘆くシーンはいとあはれでした。


童子たち。
3月の舞台参加してくれた中学生2人が私のアシスタントとなり、みんなを引っ張ってくれて、とても良いシーンになりました。
子供たちの合唱で終わった2日目は、おかしいくらい、ドラマのように、最後のワンフレーズで私の頬に一筋の涙がこぼれました。
みんな、楽しかったね!
また会おうね!


従者役、さいすさん。
献身的に支えとなり、寄り添ってくれている空気感、安心して演技ができました。
3月の戦争物から一変、共に出来嬉しかったです。


衣装の山中さんご本人は生憎不在ですが、山口女王を仕上げてくださった衣装班とヘアメイク、メイク班。
短時間で素晴らしいお仕事でした。
イシスウィングは山口女王の一部。これなしには表現できませんでしたし、髪もものすごい飾りの量なのに落ちることもなく、メイクもいいグラデーションで、どんな表情をしても素敵に見せてくれました。


ここに潜む事も3度ほどありました。
居心地良いように作ってくださいました。


3月のボレロでバレエ部分を振付なさった、鈴木寿雄先生のバレエスタジオプラネさんからお花をいただきました。ありがとうございます!


白河の近く、須賀川市に住む再従姉妹からいただきました。
久しぶりの再会も嬉しかったです。


3月のボレロでご一緒し、私の振付で「白河変奏曲」も踊ってくださった、白河民舞愛好会代表、太田かずえ先生から差し入れを頂戴しました。ありがとうございました!


小ホールホワイエにて打ち上げ。


津村先生、中川さん、志賀野館長と。


笙(しょう)奏者の真鍋さん。
お酒好きの真鍋さんは、公演後いつもこのポーズをやっていて、一度やてみたかったので、真鍋さんとこれが出来て嬉しいです。


そで中で子供たちが、「山口さんに王冠つくったよ!」と教えてくれました。
打ち上げでお手紙付きでプレゼントしてくれて感激です。


『月の光』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です